２７年前のアパート構想

２７年前のアパート構想について

私は学生の頃から自分の建てたい家の図面を書いていました。
２８才の時、おじいさん名義の農地１００坪を確保し南半分に自宅、北半分を駐車場にするという計画を進めておりましたらミサワホームの当時新婚さんのホームエンジニアさんが駐車場よりアパートの方が効率いいのではと提案してきました。
その当時の提案事例です



いろいろ図面を書き３階建て９世帯の採算計画も出来て父親に相談したらあまり賛成してもらえませんでした。貸家３軒の家賃が滞納され困った経験があったためです。
結局断念し、自宅のみにし北側は駐車場にした経緯があります。
太田さんまだマキシム・ド・パリでいつか食事をするという約束はわすれていませんよ
赤坂で飲んで終電で帰れなくなり太田さんのアパートに泊めてもらいました。
朝目が覚めると台所からまな板できざむトントン、リズムのいい音が聞こえてきました。
奥様が手料理を作って下さっていました。
あの時アパート住まいも悪くないと心から思いました。
今どうしていますか。もう営業はやりたくないと言っていました。
結局建築開始から完成まで見に来てもらえませんでした。
そして引き渡しが１９８５年８月１２日この日は忘れもしない日航機御巣鷹山墜落事故の日でした。まだエアコンも設置していない新居に夕方戻って一息ついた後、日航ジャンボ機が消息を絶ったとテレビのニュースで放送していました。そのうち報道特別番組となり大変な事態になっていることが少しずつわかってきました。保証書をいただいたミサワセラミックホームの社長さんも乗っていたそうです。ご冥福をお祈り致します。

完成後８年目の我が家